おたふくかぜ

おたふくかぜについて

おたふくかぜは、流行性耳下腺炎又はムンプスとも呼ばれ、代表的な小児期の急性ウイルス感染症です。 ムンプスウイルスの発見は古く、紀元前5世紀に既にヒポクラテスにより、耳周辺の腫脹を主訴とし、しばしば片側あるいは両側の睾丸腫脹を伴うことのある疾 病として記載されています。

このウイルス感染症の30~40%程度は無症状(不顕性感染)に終わりますが、発症する場合には感染してから16~18日後に、主として耳下腺腫 脹、顎下腺腫脹、食欲不振、頭痛、吐き気、発熱などの症状が現れます。 耳下腺と顎下腺の腫脹は、片側又は両側に認められ、その持続は3~7日、長い時には10日にも及ぶことがあります。 しかし、これらの症状ばかりでなく、このウイルスは全身の各臓器又は組織を侵し、睾丸炎、卵巣炎、膵炎、腎炎などをおこす場合があります。

患者は3~5歳が最も多く、2~9歳が好発年齢となっていますが、比較的症状が重くなると言われる15歳以上でも2~3%の患者が報告されています。 成人が罹患すると一般に症状が重く、耳下腺炎、無菌性髄膜炎、睾丸炎などの重症例がしばしば見られます。

予防接種の効果

ワクチンによる予防効果は90%程度といわれています。

予防接種の副反応

発熱はほとんどありません。 時には接種2~3週後に耳の下が軽く腫れる事があります。 しかし、特別の処置をしなくても、1~2日で消えます。

接種後3週間頃に、まれにこのワクチンに由来すると疑われる、無菌性髄膜炎が起こります。 通常経過はよく、重篤な後遺症を残さずに完治します。 ワクチンによる無菌性髄膜炎の発生頻度は2100人にひとりです。

クリニック案内

平和台駅 佐川クリニック

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平和台駅より徒歩12分

医院名
医院名
医院名
医療法人社団光葉会 佐川クリニック
院長
佐川 絵理
診療科目
内科・循環器内科・消化器内科・老年内科・緩和ケア内科
東京都肝臓専門医療機関
住所
〒179-0083
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